今何かと話題のCrystalを入れてみる
高い生産性を兼ね備えているOSなプログラミング言語Ruby
ですが、そのエレガントな文法をそのままに
C言語に近いスピードで動作するコンパイル言語Crystal
をHello Worldしてみました。ちなみにOS
はOSX10.11.2
で本記事の内容を実施しています。
まずは、OSX用パッケージマネージャーのHomebrew
をインストールします。以下のサイトでインストール方法が記述されています。
<<Homebrew>>
$ brew update $ brew install crystal-lang
これでもうCrystal
言語導入完了です。ちなみに自分はインストールする際に、エラーが発生したしまいましたが、
だいたいはcc
コマンドが足りない等のエラーです。エラーの内容をよく確認し不足しているものを導入してください。
さて、プログラミングです。その前に以下コマンドを実行します。
$ crystal init
これでなんと初期プロジェクトファイル(プログラミングして際に必要なGITやディレクト等)を作成してくれます。
これを実施してからプログラミングしましょう。
試しに簡単な引数を与えてその値を2倍するプログラムを書いてみました。
そして、ビルドして実行してみます。
$ crystal build src/Testc.cr $ ./Testc 4 8
驚くほどRuby
の文法でビルドして実行できました。コンパイル速度はかかるもの、C言語
に引けを取らないほどの実行速度を誇ります。
Crystal
は、ライブラリ経由でC言語の関数を呼び出しやすいように設計されており、
目指すところはC言語
の代替物という位置付けになりそうです。
自分の目指すところは、Unity
で速度を出したいところはCrystal
でという使い方ができないか模索中です。